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その1その2もよろしければ合わせてお読みください。

前回までのコラムでプロボノ団体を続けるには、まず集める人を丁寧に決めて、どんな人に入ってもらいたいのか、もらいたくないのかを決めるということを書きました。

今回は入ってもらう時に確認したいこと、という話です。

うちの団体は入ってもらう時に確認することは

  1. ミッションへどれくらい共感しているか
  2. 活動することのあなたにとってのメリットは
  3. あなたの人生と活動はどう重なってますか

3点です。(後は、前回書いた、今のメンバーと合うかどうか)

今日はなぜこの3点を確認しているか、と書いてみようと思います。

1. ミッションへどれくらい共感しているか 

ミッションへの共感は高ければ高い程、活動を長く続けるモチベーションになるから、です。これは自分たちでもアンケート調査をしてみたことがありますが、ミッションへの共感が高い程活動は長く続けているという結果が出ました。

私たちは中間サポートの団体なので、他の社会問題を扱う団体ほど原体験を持った共感が難しい(例えば、自分が幼少期に「こんな風に過ごしたかった」という気持ちを持っている人は子ども支援の団体に目が向きやすい、など。)団体なのですが、それでもプロボノすることの価値を体感しているメンバー、多様なメンバーが力を合わせて物事を生み出す楽しさを実感しているメンバーを集めています。

ただ、これも団体の活動の性質によります。うちの団体はメインがサイトの運営なのでちょっと参加して「飽きたからやめます!」っていう人は困っちゃうんですよね。でも団体によっては1回イベントに来てくれるだけでも受け入れたい団体もあると思うので、本当に、活動の性質によりけりだと思います。

2. 活動することのあなたにとってのメリットは

活動に参加することのメリット、つまりその人にとっての報酬は何かということを確認しています。プロボノなので金銭対価が発生しないケースの方が多いですが、それに変わる対価は何か、という意味ですね。

多くの場合はそれが「経験」だったりするのですが「どんな経験ができたらいいのか」ということを少し具体的にイメージしてもらえるようにします。(こういう人に会えたら嬉しい、とかこんなチャンスがあったらいいな、とか)もちろん、全て叶えてあげられるわけじゃないのですが話をしておけば、近いチャンスがあった場合に、それを希望するメンバーに渡してあげることができます。

3. あなたの人生と活動はどう重なってますか

人生、というと重たく感じる人もいるかもしれませんが、活動することが自分の人生に置いてどういう位置になるのかを把握できているメンバーの方が主体的かつ長く活動を続けてくれます。

(実際に記入してもらうシートを作っているのですが、「この活動があなたの人生とどう重なるのかゆるいイメージを教えてください」と書いてあります笑)

未来のことなので、ぼんやりとこうなるといいなーというものでいいんです。それでも自分にとって「どんな意味を持つ活動なのか」が分かっていないと、仕事がいそがしくなった時に活動を続ける意義が見出せなくなって辞めたくなってしまう。そんな時に自分にとってプロボノがどういう位置付けなのかを自分の中に持っているかいないかでは大きく変わります。

いかがでしょうか。私たちはあくまでプロボノ団体で全員が仕事をしながら続けていかないと活動が成り立ちません。もちろん人生には様々なステージがあり、その人のタイミングで活動を卒業する人もいるのですが、長い人生のひと時を「これがやりたいから!」という自発的な気持ちで繋がることができるのは幸せな経験だと思うのです。

次回は、実際の活動でどんなところを気にしているかについて書いてみようと思います。